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秋吉名誉理事長の手技が最先端技術で再現され、ラスベガスと横浜で公開されました

トヨタグループであり、車のシート等の内装システムサプライヤーであるトヨタ紡織㈱が「リラクゼーション・システム」の開発に取り組まれる過程で協会に技術協力を依頼され、秋吉美千代名誉理事長のセラピューティック・ケアの手技が、慶應義塾大学とモーションリブ㈱の最先端技術「リアルハプティクス®」(力触覚伝送技術)により再現されました。

●アメリカでの公開
完成第1号は2023年1月5日~8日にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大規模の国際ハイテク見本市CES(Consumer Electronics Show)のトヨタ紡織㈱のブースにて「リモートタッチセラピー」(Remote Touch Therapy )として初めて発表されました。

CESのトヨタ紡織㈱のブース

*CESとは:家電製品の国際的な見本市として1969年にアメリカでスタート。
現在では、CDプレーヤーやハードディスクレコーダーなどが世界で最初に発表されるなど、あらゆる電子機器の世界最大の見本市(世界の市場向けに新技術が発表される場所)となっています。

●日本での発表
同年5月24日~26日にパシフィコ横浜で開催された「人とクルマのテクノロジー展2023」で初めて公開されました。

●技術
秋吉名誉理事長が技術協力した手技はセラピューティック・ケアのうち、ストレスの影響を受けやすい肩から首をケアするリラクゼーション効果の高い「ネック&ショルダーケア」。
車のシートという構造上および時間的な制約上、手順にはアレンジを加えていますが、大事なポイントである「手のぬくもり」や圧、ゆっくりした動きを重視して再現されました。

リモートタッチセラピー

●今後の展開
さらなる検証と改良を重ね、将来的にはリラクゼーション空間・サービスを提供していくことを検討しています。




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