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施設セラピストのご案内
「施設セラピスト」コースは、介護福祉士や理学療法士、看護師など施設・病院のスタッフの方々が対象で、勤務先の施設・病院内でのみ施術される方のための特別コース。通常のセラピスト資格取得コースに比べ短時間かつ割安に必要な知識を修得でき、認定テストに合格すれば、施設セラピストの資格を取得できます。施設単位で受講されることで、施設として継続的にまた必要に応じてスキルを提供できるようになり、より大きな効果が期待できます。

<対象となる方>
施設・病院等に勤務されている職員・スタッフで、勤務先でのみ施術をされる方

<講座開催場所>
貴病院・施設に講師が伺います。
*交通費ご負担ください。
*ほかの会場を利用の場合は、会場費のご負担をお願いいたします。

<受講料>
お一人あたり25,000円 
*教材費含む
*受講料は施設・病院の負担となります。

<講座内容>
1日6時間×2日間 
*実技試験は別日に設定が必要です。

◯1日目
セラピューティック・ケア理論、施術時に触れる身体部分の解剖生理学、呼吸法、相乗効果、ネック&ショルダーケア(実技演習)、ハンド&アームケア(実技演習)、レッグケア(実技演習)他

◯2日目
施術上の留意点と禁忌事項、セラピストとしてのマナー、全手技の実技演習、筆記試験 他

<受講条件等>
□貴病院・施設に当協会の法人会員になっていただく必要があります(入会金10,000円+年会費初年度10,000円、2年目より20,000円)。
*受講者一人ひとりは入会不要(個人の入会金・年会費は不要)
□受講は病院・福祉施設単位となります(1回あたりの受講者数は原則として5名様以上)。
□認定証の発行は個人単位ではなく施設単位(1回の受講単位)です。
*事業所単位での発行を希望される場合は有料で発行可能です。
□施設セラピストが施術できるのは取得した勤務先のみとなり(有償無償を問わず)、退職と同時に資格を失効します。退職後、通常のセラピスト資格への移行を希望される場合は、改めて通常のセラピストコースの受講が必要です(資格認定時は入会が必要なため、入会金・年会費が発生します)。
□施設での施術に限定された資格ですので、同僚への指導を含む教授・人材育成はできません。また教材の複製・配布も禁止されています。
□年1回以上のスキルアップ研修が受けられます(有料)。
□施設セラピストは、インストラクターや講師、Complementary Therapistなどの上級過程には進めません。
□ご希望に応じ、導入を検討されている施設・病院に講師が説明に伺います(手技のデモンストレーションつき)。*交通費のご負担をお願いいたします。
□導入施設認定の条件を満たした施設では、HPやリーフレット、施設内等で「セラピューティック・ケア導入施設」の表示ができます。
*記載時は事前に当協会にご一報ください。
□以下の基準を満たした施設セラピスト導入施設に対し、認定証およびペナントを発行します。
→全職員に対する施設セラピストの割合が、30%以上または5名以上:導入施設認定証(左)
→全職員に対する施設セラピストの割合が、50%以上または10名以上:モデル施設認定証(真ん中)
→全職員に対する施設セラピストの割合が、80%以上または20名以上:モデル施設認定証(右)

通常のセラピストと施設セラピストの比較
セラピスト 施設セラピスト
受講時間 4日間=20時間 2日間(1日6時間×2)+認定= 12時間+認定
受講内容 1.(入門)協会の歴史や理念/ネック&ショルダーケア(ビギナーバージョン)とハンド&アームケアの実技演習 等

2.概論/施術時に触れる身体部分の解剖生理学/呼吸法/相乗効果(香り、癒しの音楽)/ネック&ショルダーケア(ビギナーバージョン)とハンド&アームケアの実技演習 等

3.傾聴 / 接遇 / 認知症ケア/ターミナルケア/手浴/ ネック&ショルダーケア(フルバージョン)とハンド&アームケアおよびレッグケアの実技演習 等

4.セラピストとしてのマナー / 施術上の留意点 / 禁忌事項 / 全手技の最終確認 / セラピスト筆記試験 / 実技試験
1.概論 / 施術時に触れる身体部分の解剖生理学 / 呼吸法 / 相乗効果(香り、癒しの音楽) / ネック&ショルダーケア(フルバージョン)とハンド&アームケアおよびレッグケアの実技演習 等

2.手浴/セラピストとしてのマナー/施術上の留意点/禁忌事項/ネック&ショルダーケア(フルバージョン・ビギナーバージョン)とハンド&アームケアおよびレッグケアの実技演習 等

認定:実技試験が別日にあります。
受講料 30,000円
*教材のテキスト・乳液代を含む
25,000円
*教材のテキスト・乳液代を含む
別途諸経費 資格認定時に11,000円~16,500円(入会金5,000円、年会費:準会員3,000円または正会員5,000円、セラピスト登録料3,000円、エプロン代3,500円) 法人会員になっていただく必要があります。(入会金10,000円、年会費初年度10,000円、2年目より20,000円)
取得できる資格
*合格者のみ
日本セラピューティック・ケア協会が認定するセラピスト 日本セラピューティック・ケア協会が認定する施設セラピスト
「施設セラピスト」導入施設
◯福岡県
・城戸医院 グループホーム・デイサービスぶどうの樹(筑後市)
http://www.k5.dion.ne.jp/~kido-iin/newpage1.html
・株式会社ウエルフェアネット(春日市)
http://care-net.biz/40/welfare-sawayaka/
・社会福祉法人 北九州福祉会 サングレース(北九州市)
http://www.alp-architect.jp/work/work_02/work_02_01.html
・いちょうの杜 鳥飼(久留米市)
http://www.ichounomori.com/
・株式会社 海と山と太陽の村 美しが丘デイサービス(筑紫野市)

◯北海道
・デイサービス絆(小樽市)

◯栃木県
・医療法人社団 亮仁会 那須中央病院(大田原市)
http://www.nasuchuoh-hospital.jp/
・はまやグループ株式会社(足利市)
http://hp.kaipoke.biz/y7f/

◯関東・関西
・株式会社ソラスト(東京都、大阪府、京都府)各事業所
http://www.solasto.co.jp/
受講者・導入施設からの声
◯城戸医院 グループホーム・デイサービスぶどうの木 施設長・城戸さん
当法人では認知症ケアとして、音楽療法やドッグセラピーなどさまざまな療法を導入し、高齢者の認知症進行抑制や元気になる効果は得られていましたが、人生最後の数日、死に逝く人に、安らかに、温かに、感覚に訴える、包み込むような「何か」を贈ることができないかというのが悩みでした。 その日の感動は職員も私も鮮明に覚えています。発語もなく、何日も寝たきりの入居者に秋吉理事長がセラピューティック・ケアを施術された直後、その方が「ありがとう」とつぶやく声を聞いたのです。
この時、私はすでにセラピストの講習を受けており、介護現場でこのケアを利用し、ホームの入居者や介護でクタクタになったご家族の心のケアができると実感していましたので、職員が、誰にでも、どこででも、いつでも手軽に施術できたらどんなに素晴らしいだろうと私の夢を伝えました。「施設セラピスト」制度ができたのはそれがきっかけだったと聞いています。
当法人は最初の「施設セラピスト導入」施設であり、その後も毎年、取得した職員が増え続けています。セラピューティック・ケアに期待していた活用は、大きな花火が夜空に開いていくように、いくつもの展開をしていっています。

◯さわやか憩いの家二日市 佐伯さん
ご自宅の部屋も散らかり、焦燥感のある利用者Aさん。認知症の進行もあり憩いに来ても神経をはっておられましたが、施術中はウットリ、熟睡され、「ああ気持ちよかった~」「実はね・・・だったの」と心の内をポロリと話して下さり、すっきりした表情で戻って行かれました。
言葉が通じない方や寝たきりの方に話しかけて、出来るところだけでも施術させていただくと目に輝きがあり、表情が明るくなられたことも実感しました。
マッサージやエステには程遠く、自分がまさかセラピストになれるとは思ってもいませんでしたが、手のひらだけで特別な技術も無しにできることにも新鮮な気持ちでした。
利用者の方々の一日一日で表情が硬いなぁ、何かしら困っているお年寄りのために、何か自分ができることはないだろうかと日頃から思っていましたが、施設セラピストになり、何もできない私にも出来ることがあったのだなと実感が湧いてきました。

◯社会福祉法人北九州福祉会 介護老人保健施設サングレース 副施設長・藤原さん
導入したきっかけは、ある広報誌でセラピューティック・ケアを知り、施設に来所していただいて実際に施術を体験したことでした。受講者の人数や選別など手探りでのスタートでしたが、功を奏し、私たちが業務上考慮する技術レベルの感覚ではなく、一人ひとりの感受性に訴えるこの講習は、まさしく「生命の尊厳」に対応するものと実感しました。
講習は各部署から一人ずつ参加したのですが、部署の垣根を越えて一つのことに取り組むことで法人全体の中の自分という認識が育っていったように思います。受講を通して受講生仲間の連帯感が生まれ、その結果、職員同士の縦の関係、部署間の職員の団結、受講生同士の連携を図ることができ、法人全体の結束強化につながりました。