去る5月23日に開催された第15回通常総会および7月1日の理事会において、協会設立以来15年にわたって代表を務めました秋吉美千代理事長の退任および名誉理事長の就任と、城戸由香里の新理事長就任が承認されました。
新体制となった7月2日より、新理事長と名誉理事長が手を携え、気持ちを新たに、さらに精進してまいります。今後とも、皆さまのあたたかいご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
2020年7月2日
秋吉美千代より理事長退任のご挨拶
15年もの長い間、私を理事長として、皆さんが共に、活動して下さったことに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
安心して退任することができるのは、新理事長となる城戸由香里が、バトンを受け取ってくれたからです。
城戸は今年、かつて私が英国からセラピューティック・ケアを日本に紹介した年齢になりました。
当時の私と違うのは、城戸は公認心理師であり、複数の福祉施設の管理者であること。事業者としての責任もある中で、理事長を引き受けてくれた城戸を、会員が心をひとつに合わせて支え、さらにクオリティの高い協会へと進化していくことを期待しています。今後、私の肩書は名誉理事長となりますが、これまでと変ることなく、ライフワークであるセラピューティック・ケアを、ひとりでも多くのクライアントに届けていきたいと願っています。
どうぞこれからも、新理事長の城戸と当協会へのご支援、ご協力を、よろしくお願い申し上げます。
城戸由香里より理事長就任のご挨拶
英国赤十字社から日本にセラピューティック・ケアがやってきて、20年が経ちました。
その間、日本ならではの進化を遂げながら、そして多くの会員と周りの皆様に支えられながら、現在まで様々な場面で、このケアを届ける活動が行われています。
その中心となって奔走してきた秋吉から、数年前、次期理事長にと声をかけてもらったときは、重責に震えてしまいそうな気持ちでした。
それから何年も悩んだ末ではありますが、この度、理事長に就任することになりました。
「今から、学ぼう、秋吉名誉理事長をはじめ多くの方々に教えを請いながら、前を向いて進もう、何よりも素晴らしい人々が作り上げてきたこの協会のバトンを繋ごう」、そんな気持ちです。
たいへん未熟な私ですが、皆さまからお力をお貸しいただきながら、このバトンをしっかり握って進みたいと思います。ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。