当協会では長年、高齢者介護施設や緩和ケア病棟・ホスピスへの施設訪問ボランティアという形で、あるいは被災地訪問や子育て支援ワークショップ開催という形で、多くの方にセラピューティック・ケアをお届けしてきました。
しかし、現代社会において「心の健康」は重大な課題となっており、高齢者や病人、子育て中の保護者や被災者の方以外にもセラピューティック・ケアを必要とされている方がたくさんおられます。イベントなどでケアを体験された一般の方からよく「定期的に受けたいのですが、どこで受けられますか?」と尋ねられるにもかかわらず、ご案内する場所がありませんでした。
2017年に養成がスタートしたComplementary Therapist (CT/コンプリメンタリーセラピスト/補完心身医療療法士)は、そんな社会のニーズに応えて生まれました。CTは、優れた手技と施術経験を持ち、セラピューティック・ケアを必要としている個人のクライアントに、パーソナルに癒しを提供するセラピストであり、協会の会員として、「手のぬくもりで、あらゆる人々に、尊厳と幸せを」という協会のミッションを率先して実践していきます。
CTの養成について
福岡/東京でそれぞれ年1回開催している養成講座を受講し、実技と筆記のテストに合格することで資格が取得できます。養成講座は2日間、受講料は100,000円(教材費込)で、当協会のセラピスト以上の資格を保有し、高いスキルと施術経験を有する会員が受講可能です。詳しくは本部までお尋ねください。